大豆の栄養素と大豆イソフラボンの種類

イソフラボンは“ダイゼイン”を摂ろう

ひと口にイソフラボンといっても、種類があります。

まずはグリコシド型です。これは大きな分子を持っていて、糖を分解してから体内へ吸収されるため、6時間から8時間くらいかかります。グリコシド型は、豆腐や納豆など、和食でお馴染の食材に多く含まれています。そのため、手軽に摂取しやすいという特徴を持っています。

もう一つはアグリコン型です。こちらは分子が小さく、最初から糖が外れているため体内へ吸収されるまでに2時間ほどしかかかりません。ただ、味噌や醤油に含まれるものなため、普段から不足しがちなイソフラボンです。アグリコン型は女性ホルモンと同じような働きもします。エストロゲンの代わりになるものなので、ホルモンバランスが乱れている時など打って付けです。

しかし、アグリコン型にはさらに種類があります。ダイゼインとゲニステイン、グリシテインです。似たような呼び方で覚えづらいですね。しかも、大豆のどの部位から抽出したかによっても効果は異なります。

大豆の胚芽から採った場合は、ダイゼインが70パーセント、グリシテインが20パーセント、ゲニステインが10パーセントという割合です。一方、丸大豆から採った場合は、ダイゼインが40パーセントでグリシテインが10パーセント、ゲニステインが50パーセントという割合になります。

注目すべきは、胚芽由来のダイゼインです。これは、おだやかに吸収されていき、身体への負担がかかりません。抗酸化作用もあって、がんのもとになる活性酸素も除去してくれます。肥満の防止にもなると言われていて、ダイエットにも役立ちます。

イソフラボンの摂取を考えているのであれば、アグリコン型で、かつ胚芽由来のものを選ぶと良いでしょう。吸収率が良いのにおだやかに作用するため、安心して飲めるのではないでしょうか。

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